キャリアコンサルタントになるための3ステップ! 試験合格のポイントは?

キャリアコンサルタントになるためには、3つのステップを踏む必要があります。試験への受験資格を得て、試験に合格した後、国の定める名簿へ登録することでキャリアコンサルタントとして活動できます。試験合格までのポイントをおすすめの勉強法とともに解説します。

キャリアコンサルタントってどんなもの?

キャリアコンサルタントとは、就職や転職、リストラ、キャリア形成といった仕事にまつわる悩みを持つ人をサポートする専門家です。相談に訪れた人の関心やスキル、適性などから、その人に合った職業選択ができるようアドバイスを送るプロフェッショナルであり、国家資格として定められている職業です。

現在は終身雇用制度も減少傾向にあり、誰もがいつ仕事を選び直してもおかしくない時代です。ワークライフバランスを大切にする新しい働き方も広まってきており、一人ひとりが自身のキャリア形成について考え始めています。キャリアコンサルタントが2016年より国家資格として法制化されたのも、こうした社会状況や価値観の変化が背景にあります。

そんななかキャリアコンサルタントは、相談者の言葉を傾聴し、仕事選びという人生を左右する選択に寄り添い支援します。その役割は、今後ますます重要になっていくでしょう。

相談員などのキャリア支援にまつわる業務に資格は必須ではありません。しかし、社会的にもスキルを証明できる国家資格を取得することは、相談者からの信頼を得るための第一歩といえます。

参考元:厚生労働省「キャリアコンサルタントの能力要件の見直し概要」
https://www.mhlw.go.jp/file/04-Houdouhappyou-11805001-Shokugyounouryokukaihatsukyoku-Carrierkeiseishienshitsu/0000199646.pdf

キャリアコンサルタントの資格を取得するための3ステップ

キャリアコンサルタントの資格を取得するためには、大きくわけて3つのステップを乗り越えていく必要があります。

ステップ① キャリアコンサルタント試験の受験資格を得る

キャリアコンサルタントの資格を取得するためには「キャリアコンサルタント試験」に受験し、合格しなければなりません。

試験には受験資格があるので、まずはこの要件を満たす必要があります。厚生労働省では、以下のように受験資格が定められています。

・厚生労働大臣が認定する講習の課程を修了した者
・労働者の職業の選択、職業生活設計又は職業能力開発及び向上のいずれかに関する相談に関し3年以上の経験を有する者
・技能検定キャリアコンサルティング職種の学科試験又は実技試験に合格した者
・上記の項目と同等以上の能力を有する者

職業選択等の相談に関する実務経験がない場合は、民間の資格スクールや団体が実施しているキャリアコンサルタント養成講習を受け、要件を満たしましょう。

スクール・講習は週末や夜間などに開かれているものも多く、働きながらでも資格取得は可能です。ただ、スクーリングやロールプレイングなどの実践的な講義が必修となっているため、通信講座のみで修了することはできないので注意しましょう。

参考元:厚生労働省「キャリアコンサルタントになりたい方へ」
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/koyou_roudou/jinzaikaihatsu/career_consultant01.html

ステップ② キャリアコンサルタント試験に合格する

受験資格を満たしたら、キャリアコンサルタント試験の合格を目指します。試験は学科試験と実技試験に分かれており、知識だけでなくスキルも問われます。

実際の職務でも求職者からの相談を受けることになるため、実技試験で実施される論述と面接はとくに大切な課題です。養成講習のスクーリングやロールプレイングで経験を積み、対策を万全にしておきましょう。

ステップ③ キャリアコンサルタント名簿への登録手続き

試験に合格できたら、キャリアコンサルタント名簿への登録を申請する必要があります。名簿に登録されることで、初めてキャリアコンサルタントを名乗って活動ができるのです。

登録申請を行い受理されたら、必要な登録免許税と登録手数料を納付し、晴れて登録証が交付されます。

キャリアコンサルタントとして活躍し続けるために

登録の更新が必要

キャリアコンサルタントの登録を継続するには、5年ごとの更新を受ける必要あります。更新講習は知識講習(8時間以上)と技能講習(30時間以上)によって構成され、知識とスキルの維持が図られています。

参考元:キャリアコンサルタントWebサイト「更新申請について」https://careerconsultant.mhlw.go.jp/n/update.html

更なるスキルアップを目指す

キャリアコンサルタントには、国家検定であるキャリアコンサルタント技能検定があります。キャリアコンサルティングの技能を証明するものであり、受験には一定以上の実務経験が必要となります。

熟練レベルの2級は原則5年(最低3年)以上、指導者レベルの1級は原則10年(最低6年)以上の経験が求められ、合格後は「キャリアコンサルタント技能士」を名乗ることができます。

国家資格を得たあとも自己研鑽が証明される、キャリアアップのやりがいがある職業といえるでしょう。

参考元:キャリアコンサルティング技能検定「受験概要」https://www.career-kentei.org/about/

キャリアコンサルタントになるための勉強方法は?

学科試験の勉強方法

学科試験の勉強方法として経験者・未経験者を問わず必要になるのが、過去問を繰り返し解くことです。最初はわからない部分が多くても、出題の傾向を知るために取り組みましょう。

過去問を解いていくうちに自身の弱点があぶり出されてきますので、勉強不足の分野についてテキストや資料を読み込み、また過去問を解く。学科試験を突破するには、地道な繰り返しが一番です。

実技試験の勉強方法

実技試験の勉強方法で大切なのは、様々な相談者のイメージと反復練習です。

実技試験では、実際の相談場面のように相談者へキャリアコンサルティングを行い、その様が採点されます。相談者の年齢や職種、相談内容などを様々なパターンで想定し、シミュレーションを繰り返すことが大切です。

また、自分のなかだけでイメージトレーニングをするのではなく、養成講座の受講者同士で練習を重ねるとよいでしょう。

実技試験を突破するための勉強は、キャリアコンサルタントとしての実務に直結する経験となります。ただ試験のことだけを意識するのではなく、将来の実務を見据えて取り組んでみてください。

キャリアコンサルタントの魅力って何?

相談者の生き方を支援する仕事

仕事選びは、人生を左右する大きな選択です。キャリアコンサルタントの役割は、相談者の生き方を支援することといっても過言ではないでしょう。そのためプレッシャーは大きく、自身のコンサルティングが正しかったか不安に思う日もあります。

しかし、その分だけ相談者の悩みや問題の解決に役立てたときは、喜びもひとしおです。人の役に立つ仕事に就きたいのであれば、きっと天職となることでしょう。

同じ仕事がひとつとしてない

キャリアコンサルタントが接するのは、働き方に悩む人です。経験してきたことや価値観も様々で、相談者はそれぞれの事情で仕事を選ぼうとしています。相談者の数だけコンサルティングのかたちがあり、同じ仕事はひとつとしてありません。

日々異なる価値観に触れ、ケースワークに従事できるのはキャリアコンサルタントの大きな魅力。新しい出会いや発見に満ち溢れた仕事といえます。

企業からも必要とされるキャリアコンサルタント

キャリアコンサルタントは求職者のための職業と思われがちですが、企業からも必要とされる存在でもあります。

日本は少子高齢化による人口減に突入しており、「求人難」を経営上の問題として挙げる中小企業が増加しています。

こうした状況下でキャリアコンサルタントは、採用活動上のミスマッチを解消し、求職者と企業をつないでいく役割があるのです。

参考元:日本政策金融公庫「全国中小企業動向調査」https://www.chusho.meti.go.jp/pamflet/hakusyo/H30/h30/html/b2_1_1_0.html

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